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1娘と話すアウシュヴィッツってなに?/ヴィヴォルカ
2ユダヤ人はなぜ迫害されたか/デニス・プレガー他
3ユダヤ人とカリカチュア/エードゥアルト・フックス
4ニーチェは見抜いていた ユダヤ・キリスト教 世界支配のカラクリ/ベンジャミン・フルフォード
5ユダヤ教入門/ニコラス・デ・ラーンジュ
6東洋人の思惟方法/中村元
7風邪の効用/野口晴哉
8日本国憲法/写楽BOOKS
9想像の共同体ーナショナリズムの期限と流行ー/ベネディクト・アンダーソン
10統合と分裂のヨーロッパ/梶田孝道
11華僑/斯波義信
12ベトナム豊かさへの夜明け/坪井善明
13アメリカン・ディストピア/宮台信司×神保哲生
14右翼と左翼/浅羽通明
15右翼と左翼はどう違う?/雨宮処凛
16左翼・右翼がわかる!―天皇制 西郷隆盛 三島由紀夫 日蓮 宮沢賢治 大本 オウム真理教 軍隊 /佐高信高×鈴木邦男
17おじいちゃん戦争のことを教えて/中條高徳
18連合赤軍物語 紅炎 プロミネンス/山平重樹
19白人はイルカを食べてもOKで日本人はNGの本当の理由/岡逸夫
20世界神話辞典/アーサー・コッテル
21ラルース哲学事典/D・ジュリア他
22神秘学講義/高橋巌
23ナチ党の思想と運動/中村幹雄
24ヨーロッパ的普遍主義/イマニュエル・ウォーラーステイン
25不幸を選択したアメリカ「オバマ大統領で世界はどうなる」/日高義樹
26自由はどこまで可能か/森村進
27波状言論S改/東浩紀
28動物化するポストモダン/東浩紀
29批評のジェノサイド/宇野常寛×更科修
30欲望の現象学/堀川哲
31evcafe/坂本龍一×村上龍
32シュルレアリズムとファッション
33論理哲学論考/ウィトゲンシュタイン
34自殺について/ショウペンハウエル
35死に至る病/キルケゴール
36ハイデガーの思想/木田元
37マックスウェーバー/山之内靖
38アダム・スミス/高島善哉
39大衆の反逆/オルテガ
40嘔吐/サルトル
41食べもの―男子、厨房に入るべし 人生読本
42かつをぶしの時代なのだ/椎名誠
43ファッションとシュルレアリスム/リチャード・マーチン
44時空戦艦大和/草薙圭一郎
45ダンヒルたばこ紳士/アルフレッド・H・ダンヒル
46天皇ごっこ/見沢知廉
47クォンタムファミリーズ/東浩紀
48スローターハウス5/カート・ヴォネガット
49冷血/トルーマン・カポーティ
50高い城の男/フィリップ・K・ディック
51城/カフカ
52星の王子様/サン・テグジュペリ
53苦役列車/西村賢太
54小銭かぞえる/西村賢太
55暗渠の宿/西村賢太
56どうで死ぬ身の一踊り/西村賢太
57二度はゆけぬまちの地図/西村賢太
58瘡瘢旅行/西村賢太
59随筆集 一私小説書きの弁 /西村賢太
60勝手に生きろ/チャールズ・ブコウスキー
61去年ルノアールで/せきしろ
62僕に踏まれた町と僕が踏まれた町/中島らも
63輝きの一瞬/中島らも
64お父さんにバックドロップ/中島らも
65ふしぎな夢/星新一
66こころ/夏目漱石 再読
67桜の森の満開の下/坂口安吾
68堕落論/坂口安吾 再読
69人間失格/太宰治 再読
70正義と微笑み/太宰治
71パンドラの匣/太宰治
72ピンチランナーの調書/大江健三郎 再読
73奔馬/三島由紀夫 再読
74若きサムライのために/三島由紀夫 再読
75少女地獄/夢野久作
76洞窟の偶像/澁澤龍彦
77陰翳礼讃/谷崎潤一郎

訪米中の前原誠司外相が、クリントン国務長官と会談。北朝鮮の情勢や中国の海洋進出を念頭に、新たな「共通戦略目標」を策定することで合意。日米合意の更なる強化についても協議を進めていく事で一致した。
世界の一時的な平和は、一向に無くなる気配の無い戦争を、各国の軍事力で抑止し合うという、かなり奇跡的なバランスで保たれている。本来なら話題に上がるべきではない軍事というキーワードが平和な日本ですら消える事が無い。
日本には「防衛予算をGDPの1パーセント前後に抑えなくてはならない」という平和大国としての制約がある。国際的な国防費の対GDP比の平均は概ね3〜4パーセント前後。では日本の国防予算は低いのか、というとそうでもない。そもそも経済力が世界第2位である経済大国日本のGDPは、通常諸国の数倍であるため、世界的には立派な軍事大国という事になる。軍事行動を一切起こさないと定義されている自衛隊にこの予算は十分すぎる。ちなみに米国のGDPは日本のさらに3倍。それに対して軍事予算の対GDP比が約3パーセント。まさに軍事超大国である。
そんな日米間の安保条約締結から50年。日本はアメリカの軍事行動力に身を任せる形で、国防をまかなってきた。その主要基地となるのが普天間と横須賀である。特に沖縄は、長く日米外交の狭間で利用されてきた。抑止力としての海兵隊の普天間駐留は必要か、不必要か。これは日本の非戦自衛にアメリカがどのようなスタンスで関わっているのかによって結論が異なる。好意的な安全保障か戦略的な配備かの違い。
そもそも沖縄に駐留している海兵隊という軍隊は、有事における自国民の保護・救出を最優先任務としている。つまり、有事の際には「米国人の救出・保護>グリーンカード保持者の救出・保護>日本人の救出・保護」という優先順位が存在し、沖縄駐留は日本の安全保障を念頭に置いた配備ではなく、あくまでも米国の対東アジア情勢における戦略的な配備でしかない。東アジアの情勢安定がひいては日本の安全保障に繋がるというアメリカの言い分、つまり「抑止力」というもはや言い訳に近いレトリックに、沖縄県民は振り回されている。
米軍の沖縄駐留とはGHQの戦後占領統治の延長で、これはいかんともしがたい事実。世界警察を自称する拡大軍事国家のアメリカが、沖縄県民に対する感情だけで駐留を止めるわけがない。沖縄の撤退には代替案が常につきまとい、無条件撤退はアメリカ的にはありえない。米軍撤退がいつまでたっても現実味を帯びないことへの怒りは当然のごとく、出来るわけも無い方法論を持ち出して県民感情を逆撫でする様な、沖縄問題の現状理解に乏しい世論に対する怒りもある筈だ。
さらに横須賀には、世界最強といわれている、米軍海洋戦力の大半をさいた第七艦隊が寄港している。日本では韓国の様に過激な反米デモもなく、思いやり予算などの莫大な資金援助を無条件で受ける事が出来る。立地的・資金的・人的条件が整った日本がやはり好都合という現状。
日米安保から50年。真の友好国としてアメリカとつき合う為に、この条約はどのような役割を果たしてきたのか。戦争が実際に起きてしまったとき、本当に他国民の為にアメリカは命を賭けて闘ってくれるのか。トップ外交における日米安保の認識はいまのところ「米軍に対して日本を無条件に提供」するという、かなり国益を度外視したもの。戦争が起きない限り条約の真実が実証されないという情態で、徒花に終わるかもしれない沖縄の犠牲は本当に正当化できるものなのか。このままでは沖縄問題は永遠に無くならない。
百歩譲って現行の日米安保が日本の安全と平和で文化的な未来を担保するものであるならば、いまのところ沖縄はその未来に含まれていない。これは自国民である日本人が考えなくてはならない問題。


「遺魂」鈴木邦男
「公安警察の手口」鈴木邦男
「燃えよ群青」岩田晃一
「三島由紀夫・福田恆存 たった一度の対決」持丸博/佐藤松男
「昭和45年11月25日」中川右介
「東京裁判を裁判する」渡部昇一
「パール裁判を問い直す」中島岳志/西部邁
「戦争論」小林よしのり/田原総一郎
「国家なる幻影 我が政治の反回想」石原慎太郎
「レヴィ・ストロース入門」小田亮
「これからの正義の話をしよう
〜今を生き延びる為の哲学〜」マイケル・サンデル
「哲学マップ」貫成人
「西洋哲学史」熊野純彦
「学問」西部邁
「真実真正日記」町田康
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」フィリップ・K・ディック
「文学部唯野教授」筒井康隆
尖閣問題に関する報道がビデオ流出を契機に先鋭化し始めた。ミラー動画が大量に乱発、動画が公開されてしまったという事実の収集はもはや見込めない状況下で、政府は発信元の特定とか、「責任の所在をはっきりさせる」という得意の責任転嫁作業に躍起である。もはやそんな段階ではないのに。
今回の件で日本が尖閣諸島の正当な領有権を主張するとい事は、確かに一義的な目的であって、自国の資源獲得においては非常に重要ではある。しかしこれを機会にもう少し国際社会における日本の現状を把握するきっかけとすべきではないか。
今回の問題はあくまで外交上の問題で、これを機に反中感情を煽ってはいけない。尖閣問題によってにわかに発露した国民の反中感情はどうも根拠が乏しいわけで、今の日本の「中国人嫌い」は中国の「日本人嫌い」と全く同等、もしくはそれ以下であり、中空な日本人感が世界中に露呈してしまう。思慮深く発言・行動しないと本当に中国の乱雑な反日デモとなんら変わらない。一党独裁のステーティズム(統治主義)に依拠する中国のナショナリズムと同じレベルまで堕ちてしまうじゃないか。
現在世界で唯一の超大国はアメリカである。ここに近い将来中国が双頭をなそうとしている。これはタダゴトではない。共産主義国家がアメリカ主導のキャピタリズムに乗っかって財・軍の両翼において拡大を続けている。これは平和のバランスを崩しかねない。冷戦再びといったところである。
今回の尖閣問題は領有権の主張意外にも、中国の暴走を正す為に重要な分岐点になるはずだ。流出したビデオを「ねつ造」と言ってしまう胡錦濤(こきんとう)。そもそも明らかに領海を犯した漁船の船長を英雄化する中国の世論。国際法を犯した人間を人質交換という乱暴な構図に置き換えた中国共産党。
外交とは「危機管理」であって、それに準ずる当事国同士の「我がまま」の妥協点を探る行為だ。長期的な展望で国益に則った実利を見出すべきで、イメージ戦略でしかない今の外交に骨格は無い。今次の日本のような「博愛・友愛」という欺瞞をふりまく外交態度は世界から不可思議と思われても仕方が無いのだ。